虫歯を防ぐガムの食べ方

唾液の力 ― 虫歯になりにくい健康な歯を保つためにプラーク虫歯や歯周病の原因はプラークと呼ばれる細菌のかたまりが大きく関与します。プラークは、「歯に付いた食べカス」や「ブラッシング不良による磨き残し」などが、お口の細菌と混じり合ってできるもの…

ホワイトニングの薬剤の効果について

歯の色が以前に比べて黄色になってきたなと気になることはありませんか?歯は年齢とともに象牙質の厚みが増してきて、徐々に色が濃くなってきます。またエナメル質は年齢とともに薄くなってくるため歯はさらに黄色っぽくなってきます。歯の色によって年齢を…

子供の歯ぎしりについて

【歯ぎしりは子供のうちなら自然なこと】 顎の関節の可動域が広いことや、乳歯が抜けたり永久歯が生えたりと、変化が激しいことによる影響で歯ぎしりが起きます。 多くの子供に見られることなので、過度な心配はしなくて大丈夫です。 成長とともになくなって…

虫歯と歯周病と生活習慣の関係

今月は虫歯と歯周病と生活習慣の関係についてです。虫歯や歯周病のなりやすさは遺伝的な要素や宿主的な要素(歯の形態、唾液の量、質)などによっても左右されますが大半は食習慣、食生活が関わっています。 ですので虫歯や歯周病は生活習慣を改善することによ…

アスリートは「虫歯や歯周病、酸蝕症になりやすい」!!

アスリートのお口は「虫歯や歯周病、酸蝕症になりやすい」って知っていますか? 部活やスポーツクラブに所属して頑張っているみなさん、ランニングやジムのトレーニングに励んでいるみなさん、油断大敵です! ※虫歯になりやすい 原因①:激しい運動で口呼吸が…

歯の痛み(歯痛)の種類について

今回は歯の痛み(歯痛)についてです。 「歯の痛み」と一言で言ってもいくつか種類があります。 歯痛の主な原因は、むし歯や歯周病、親知らずに大きく分けられまます。他にも歯が折れてしまったことによる痛みや噛み合わせが原因の痛みに繋がる場合などもあ…

中心結節

歯には様々な豊隆や突起がみられます。特に、注意の必要なものが中心結節で、犬歯の奥隣の小臼歯やその奥に生えている大臼歯にみられます。中でも、下の小臼歯によくみられ、咬み合わせる面(臼状になっている面)の中心部に、円錐状あるいは小さな突起物が…

その大きなむし歯、放っておいても大丈夫?

1本の歯は、口を大きく開けると見える「歯冠部」と、その下にある、歯ぐきで覆われて直接には見えないけれど、あごの骨に埋まって歯を支えている「歯根部」とに分けられます。歯冠部でも歯根部でもその中心部には歯髄があり、血管や神経が豊富に詰まっていま…

その痛みの原因は?

冷たいものがしみる、甘いものを食べると歯が痛い、噛んだときだけ痛い、何もしていないのにズキズキする…など、一言に「イタイ」といってもその症状はさまざまです。 また同じ痛みであっても、その原因が異なることもあります。それを正確に診査・診断して…

治らない口臭、なぜ起こる?

口臭は自分ではなかなか気づけないのに他人から指摘されると、とてもつらいデリケートなお悩みだと思います。 一度口臭を指摘されると、それ以来気になって人前で口を開けられないという方もいらっしゃいます。 特に口臭があるわけではなくても、マスクをつ…

歯の健康と認知症のリスク

歯の病気と言えばまず、むし歯や歯周病が思い浮かぶと思います。また、むし歯や歯周病は、初期の段階では痛みなどの自覚症状がほとんどなく、自覚症状が出るころにはかなり悪くなっていることが多いと言えます。 では、むし歯や歯周病を放っておくとどのよう…

歯周病を進めやすいこんな習慣

歯周病は、歯周病菌が歯の周囲に感染することで起こるとされています。そのため、歯周病を予防するためには、歯磨きをしっかりと行ってお口を清潔に保つことが大事ですが、歯磨きをしっかりとやっていても歯周病になることがあります。実際、日本の成人の8割…

歯並びの矯正治療ってどんなこと?

歯並びやかみ合わせが悪いことを不正咬合といいます。不正咬合があると、口もとの形がよくないばかりでなく、顔面のゆがみ(左右の非対称)が生じたりします。また歯の働きが十分発揮できないばかりでなく歯の清掃が十分できなくなって、むし歯や歯ぐきの病気…

口呼吸の影響

口呼吸という言葉を知っていますか? 呼吸は鼻と口で行いますが、基本的には鼻で行うのが良いとされています。 理由はいくつかあって、例えば ・吸い込む空気の温度と体温の差が大きいと肺に負担がかかる。鼻で呼吸する場合、空気は鼻道を通る間に体温で温め…

過剰歯

人の歯は乳歯20本、永久歯は28本、これに親知らず(智歯)が人によって1〜4本加わります。それよりも多く作られた歯を「過剰歯(かじょうし)」と言います。 過剰歯は歯列内に生えてくるもの、歯列から外れて生えてくるもの、また骨の中に埋まったままの場合が多…

間違いだった! フッ素歯磨き後の『うがい』は何回 ?

◆うがいは1回で OK ・歯磨き剤には虫歯を予防する『フッ素』が含まれています。 歯磨きのあとに何回もうがいをしてしまうと せっかくのフッ素が流れて薄まってしまいます。 フッ素の効果を残すためにも歯磨きをした後は 汚れを吐き出し、仕上げにごく少量の…

日本人中年層の約9割が経験する歯周病とは?

歯周病の症状と対策を知りましょう「歯周病」と聞くとどんな病気?と思われるかもしれませんが、「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と聞くとピンとくる方もおられると思います。歯周病とは歯茎に起こる化膿性炎症で日本人の中年層では約9割の人が経験するという…

ホワイトニングにはどのような方法がありますか?

たばこを吸ったり、コーヒーや紅茶、ワインなどを習慣的に飲むと、歯の表面から内部にまで色素が沈着し、歯ブラシなどで磨いてもとれなくなってしまいます。ホワイトニングとは、歯の内部に取り込まれた色素を、専用の薬剤で分解、除去して歯を白くする方法…

キシリトールって何?

ガムのCMでもおなじみのキシリトール。 砂糖と同じくらいの甘さを持ち、多くの長期的な臨床研究で、むし歯予防効果が証明されている甘味料です。キシリトールを使用した場合、30~80%の確率でむし歯の発生を防ぐという研究結果がでています。 歯科用ホワイ…

治療したところ大丈夫ですか?

詰めたところやかぶたところは虫歯にならないと思っていらっしゃいませんか? ・かぶせた歯の境目が黒くなってきた ・詰め物がカタカタしている ・かぶせ物の端が舌にさわる ボータブルデジタル式X線診断装置 こんなサインがあれば要注意です! 詰めたところ…

歯ぐきケア、はじめましょう!

健康な歯ぐきってどんな状態だと思いますか? 健康な歯ぐきは引き締まった 『薄いピンク色』 をしていて弾力があります。 そして歯と歯の間の歯ぐきは、 『とがった三角の形』 をしています こんな歯ぐきのサイン、でていないですか? ・歯ぐきの色が赤い ・…

プラークについて

プラーク(歯垢)とは、食べた後につく汚れで、歯の表面に付着している、白色または黄白色のネバネバした物質です。 歯を磨かず時間が経ち、歯の表面を舌で触ると、ヌルヌルしているような感じもあります。 歯ブラシをしていても、歯の表面にはペリクルとい…

睡眠時無呼吸症候群の歯科での治療

◯そもそも睡眠時無呼吸症候群とは? ・睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)→SASとも言われます ・簡単に言うと、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です! ・のどに脂肪が付いていたりして気道(空気の通り道)が狭かったり、 ベロがのどに…

唾液について〜唾液腺〜

今日は「唾液」について説明していきますね! 唾液とはいわゆる”つば”のことで、お口の中は唾液で満たされています。 虫歯や歯周病や味覚などとも関係のある唾液について説明していきますね まずは基本的な知識からご紹介します^^ 唾液の分泌される場所は…

抜けた歯をそのままにしたら?

虫歯や歯周病などで歯を失ってしまったとき「奥歯だから目立たない」「今のところ噛める」などの理由で治療を中断して放置してしまう方がいらっしゃいます。しかし、お口の中は、ラグビーのスクラムのように、全ての歯が揃ってお互いに支え合うことでバラン…

インプラントはどのような治療方法?|特徴とメリットを紹介

歯を失った場合、治療の選択肢の一つにインプラントが挙げられます。インプラントは、顎の骨にインプラント体と呼ばれるチタン製のネジを埋めて、その上に被せ物をする治療方法です。今回はインプラントの特徴とメリットをご紹介します。 インプラントの特徴…

電動歯ブラシについて

電動歯ブラシは1960年頃から、手用歯ブラシの細かい作業が困難な幼児や高齢者、障がい者向けに推奨され、現在では歯周病に対する予防、治癒、メインナンスの際のセルフケアとして注目されています。大まかに電動歯ブラシと言われていますが、①高速運動電動歯…

歯医者さんに通う効率的な頻度とは?

「歯医者にはどのくらいの頻度で通えばいいの?」このような疑問を持った人は少なくありません。今回は歯の状況に合わせた頻度の紹介をします。 ・歯にトラブルをあまり抱えてない人なら3~6か月歯にあまりトラブルを抱えていない人であれば、これぐらいの頻度…

歯並びが悪いことで起こるリスクについて

■歯並びが悪いと起こり得るリスクについて・虫歯を発症しやすくなる歯並びが悪いと虫歯になる可能性が高まります。治療をして虫歯を除去できても歯並びが悪い箇所は歯磨きで磨き残してしまうことが多いため、清潔に保つことが難しいです。そのため、細菌が残…

歯茎の出血は口内トラブルのサイン?放置せずに今すぐ歯科検診を!

歯磨きや歯科検診の際に歯茎から出血したことがありませんか?歯科検診の際に行う歯のクリーニング中に出血と痛みを伴うことがありますが、なぜ出血するのか気になりますよね。 また、普段の歯磨きで歯茎が出血すると不安になると思います。そこで今回は、歯…