今日は「唾液」について説明していきますね!
唾液とはいわゆる”つば”のことで、お口の中は唾液で満たされています。
虫歯や歯周病や味覚などとも関係のある唾液について説明していきますね
まずは基本的な知識からご紹介します^^
唾液の分泌される場所は大きく分けて3つあり、三大唾液腺と呼ばれています。
三大唾液腺には、耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。
耳下腺は上の奥歯(第一大臼歯)辺りから分泌されます。
子どもの頃に流行る”おたふく風邪”は流行性耳下腺炎と呼ばれ、
耳下腺がムンプスウイルスに感染することにより起こります。
顎下腺、舌下腺は舌の裏側辺りから分泌されます。
三大唾液腺以外にもいくつかの小唾液腺から唾液は分泌されます。
歯石がよく付きやすい場所には唾液腺の開口部(分泌される所)がある事が多いです
1日の分泌量は平均1〜1、5ℓと言われています
唾液の分泌速度は日中変動しますが、睡眠中はほとんど分泌されない為、
寝ているときは虫歯になりやすいです。
寝る前は必ず歯磨きをしましょう!
起床時もお口の中には細菌がたくさんいますので歯磨きする事をおススメします^^
唾液の一般性状は、水分が99、5%を占め、残りが無機質を主とする固形分からできています。
耳下腺はムチンを全く含まない漿液性(サラサラの唾液)、舌下腺はムチンを多く含む粘液性(ネバネバの唾液)、
顎下腺は混合型の唾液です。
漿液性の唾液はお口の中を中性に保つ働きがあります。
また、流動性がありますので食べ物を飲み込みやすくしてくれたり、
消化酵素のアミラーゼが含まれていますので食べ物の消化を助ける役割もしています
粘液生の唾液には再石灰化や殺菌の役割があります
粘液性の唾液が多い口腔内は酸性に偏っている方が多く、口腔内環境は良くない方や
ストレスにさらされた時にも(交感神経が優位で多く分泌されるため)
口が渇いたりネバネバした唾液になるそうです。
理想的な唾液の性状はサラサラした唾液が多いことですので
丁寧なブラッシングや定期的なケア、ストレスを溜め込まないでサラサラ唾液が増えるようにしていきましょう!
また、よく噛む事でも耳下腺が刺激され分泌がよくなります。
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