◆うがいは1回で OK
・歯磨き剤には虫歯を予防する『フッ素』が含まれています。
歯磨きのあとに何回もうがいをしてしまうと
せっかくのフッ素が流れて薄まってしまいます。
フッ素の効果を残すためにも歯磨きをした後は
汚れを吐き出し、仕上げにごく少量の水で1回すすぐだけでオッケー!
そのあとはしばらく飲食せずフッ素をとどめることで効果が高まります。
・歯磨き剤の成分が口の中に残っていると体に悪いのでは?
と心配される方もいるかもしれません。
現在、日本で販売されている歯みがき剤の多くは
体に安全な濃度なので安心して使用することができます。
◆フッ素のチカラ
・虫歯は虫歯菌が糖を食べて酸をつくり、
これが歯の成分であるハイドロキシアパタイトを溶かすことによって起こります。
これを『脱灰』とよびます。
・しかし、通常は噛むと唾液が出てきてお口の中が中和され、
溶け出したミネラル (カルシウム・リン)が、歯の中に戻ります。
これを『再石灰化』とよびます。
・再石灰化の時に歯の表面にフッ素があると
歯の修復が効率的にすすみ、歯の表面が硬くて溶け出しにくい構造になり、
結果的に虫歯に強くなります!
これがフッ素がむし歯予防に良いと言われる理由なのです!
・現在の子供の虫歯の数が減少してきたのは
フッ素予防が定着してきたためと言われています。
フッ素ってすごい!!
◆フッ素濃度の高い歯磨き剤
・では、歯磨き剤はどのようなものを選びましょうか
・2017年3月から日本では、予防先進国スウェーデンに見習って
フッ素が1500ppmを上限として配合された
高濃度フッ素の歯磨き剤の販売が許可され、
歯科医院や薬局などでも購入できるようになりました。
・小さなお子さんには低濃度のものを使用しましょう!
◆特に寝る前はフッ素を残そう
・寝ている間は唾液の量が少なくなるため、お口の中の細菌が増殖しやすいです。
・一方で寝ている間は歯磨きによって歯の表面につけた
フッ素がその後の食事などで失われることなく
お口のなかにフッ素を長く留めておくチャンスでもあります。
・就寝前はフッ素入りの歯磨き粉で磨き、
うがいを少なくしてフッ素を歯の表面に残すと効果的ですね!
・うがいを少なくするだけで虫歯予防が効果的にできるのなら
今日から実践するしかありません!
ぜひ歯磨き粉のフッ素を上手に使ってくださいね!
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