鼻呼吸で免疫力アップ

呼吸の仕方は大きく分けて二つにわかれます。口を閉じて鼻から息を吸って吐く「鼻呼吸」と口を開けて口から息を吸って吐く「口呼吸」です。

今回は「口呼吸」と「鼻呼吸」の違いについて、書いていきたいと思います。
軟らかい食べ物ばかりを好んでいると、口の筋肉の発達不足につながり口をしっかり閉じれない原因になります。ファーストフードや菓子パンなどが食事のメインになってしまうことが多いと噛む回数が減ってしまいます。
口呼吸だと口が乾燥し、唾液が減るので、むし歯・歯周病のリスクがあがります。また口内炎や口臭の原因になります。
さらに呼吸器系の病気、インフルエンザや扁桃腺炎・気管支炎になりやすくなります。
鼻は1日に約4000㍑もの空気が出入りするといわれています。
鼻から体内に取り込まれる空気の中には埃や塵最近やウィルスなどの有害物質なども含まれますが、鼻はこれらの有害物質が体へ侵入しないためにフィルターの役割が備わっています。鼻の入り口の鼻毛や鼻腔の中の粘膜にはベタベタした粘液腺があり粘着シートのように有害なものを吸着する働きがあります。
季節性のインンフルエンザウィルスは湿気に弱く乾燥に強いので、乾燥している冬に流行します。鼻呼吸だと、鼻の中の水分でウィルスがダメージを受けるので、ウィルスを防御することができますが、口からの呼吸だと直接ウィルスが体内に入るので、感染リスクがあがります。
風邪やインフルエンザの予防のためにマスクをすることは、感染予防をするうえで重要ですが、その効果をさらにあげるためにはマスクしている中で口を閉じて鼻で呼吸をすることで、予防効果を高めることができます。

現在、口呼吸の方が増えてきていますが、その予防と鼻呼吸を促すために「あいうえべ体操」が注目されています。あいうべ体操をすることで舌の位置が改善し、口を閉じることができるようになります。舌の正しい位置は口蓋(上顎、上の前歯の後ろあたり)ですが年齢とともに舌の位置が下にさがるといわれています。また乳児の時に舌の正しい位置と機能を獲得がうまくいかなかった場合も舌が下にさがってしまいます。
「あいうべ体操」はまず「あー」といいなかがら喉の奥がみえるくらい口を大きく開きます。次に「いー」といいながら前歯がみえるように口を思いっきり横に広げます。
そして「うー」といいながら唇を前につきだします。「べー」と舌先を顎の先に触れるくらい舌をだします。これを10回繰り返し、1日3セット繰り返します。
舌の位置が下にさがっている子もこれをすることで、正しい位置に舌をもっていくことができます。

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