クリーニングって何をしてるの?

皆さんは歯石や着色が気になったり、先生から勧められて、歯科医院でのクリーニングをされた事はありますか?

クリーニングをすると歯がツルツルになりスッキリしてとても気持ちいいですよね。

では実際に何を行っているのでしょうか。

まず、歯のクリーニングの一番の目的は、歯石を取り歯を綺麗にするだけではなく歯周病の治療のためです。

ただ単に歯石を取ればそれでよいというわけではなく、まず大切なことは毎日のご自身での歯磨きになるため、ブラッシングのチェック、指導をするところから始まり、そのあと歯石や着色汚れを除去しています。

しかし、そのクリーニングはお口の中の状態などによっては一回では終えることが出来ない事をご存知でしたか?

『何回も通院なんて面倒だから一度にたくさん取って欲しい!』なんてお考えの方の気持ちすごく良くわかります…。

しかし、歯周病の進行が進んでおり歯周ポケットが深い場合、直接見ることのできない歯周ポケットの底に歯石が沈着している場合がよくあります。

さらに歯周病が進行している場合は歯ぐきが腫れていることにより歯石をしっかり見て除去することは困難になります。

この状況で痛みが出ないように確実に取ることはできません。

何年もの歯石を歯ぐきが腫れた状態のまま一度に沢山除去した場合、その後に知覚過敏が起きたり、歯ぐきの痛みが出る場合もあります。

そのため、ブラッシングで歯ぐきの状態が良くなっていくのを1~2週間待ってからクリーニングを始めていくこともあります。

15〜20分程度で上下分けて3回ぐらいかけて行う医院や、1回20〜30分程度でザッと終わらせる医院が中にはありますが、当院では3〜6ヶ月検診であれば検査、指導、クリーニングの時間をしっかり取りほとんどの方が一回でメンテナンスをしています。

逆にお子様や歯ぐきの辺縁上に着いていている歯石なら、1~2回で全部の歯石を取ることができます。

また、定期的に受診されている方やお口の中がとても綺麗に保たれている方の場合は1回で済むことがほとんどです。

結果、歯周病を改善するためには時間と回数をかけて治療することが必要ということです。

『歯が痛くなることもないし、もう十数年も歯医者に行ってない』なんて方!

歯周病が進行しているかもしれません。

歯周病は自覚症状が乏しい病気なので気づいた時には進行していたなんて事もあります。

『自分で毎日一生懸命磨いているから…』という方!

毎日の歯磨きは基本ですが、全てを完璧に磨ききることはとても難しいです。

バイオフィルムといってどんなに頑張っても歯ブラシだけでは除去することは不可能な汚れもあります。

歯科医院での専用の洗浄器具を使って頑固なバイオフィルムをしっかり除去し、汚れもつきにくい状態に仕上げていますので毎日の歯磨きとは違うのです。

またクリーニング後に汚れに隠れていた虫歯が見つかることもあります。

ですので歯周病や虫歯予防のため歯科医院での定期的なクリーニングをお勧めしています。

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