親知らず生えていますか?

親知らずは必ずすべての人が4本生えるわけではありません。
上下左右の4本が揃わない場合もあり、四人に一人の割合で全く生えない人もいます。
大体10代後半〜20代前半に生えてくるので、10歳未満のお子さんでお口全体のレントゲンを撮ってもその時には写りません。
さて、その親知らずですが、抜く必要があるものと、抜かなくて大丈夫なものがあります。

<抜く必要のある親知らず>
現代人は顎が小さく親知らずの生えるスペースが不足していることが多いです。そのため、横向きに生えてきたり傾いて生えてくることがあります。このような場合、歯ブラシが届きにくく虫歯や歯周炎になりやすいです。
親知らずが問題を起こしている場合には抜くことを勧められます。
年齢が上がると抜きにくくなることがあるので、若いうち(大体25〜26歳までに)に抜くのをお勧めします。
抜く難易度としては上よりも下の方が神経に近いので難しいです。そして真っ直ぐに生えているものより、横向きに生えているものの方が難しくなります。
すごく手強いのは下の歯で横向きになっている親知らずです。
この場合、歯茎を切って顎の骨を少し削り、表面に出ている歯(噛む面)を割って取り出します。その後、埋まっている根っこを抜き取ります。
私も先日、左下の親知らずを抜いてもらったのですが大変でした。
軽度の顎関節症なのもあり、あまり大きく口を開けられず、先生も力がいるのでグッと押されるのですが顎が外れないか少し心配になりました。最終的にはきれいに抜いていただきました。

<抜く必要のない親知らず>
親知らずが正常(まっすぐ)に生えており、上下の親知らずがきちんと噛み合って機能していれば抜く必要はないです。
しかし、上下の歯がきちんと噛み合っていない場合や、斜めに生えている場合、痛みや病気になっている時は抜いた方がいいです。
特に問題ない歯であれば、手前の歯を失った時に代用として親知らずを移植する処置もできますが、親知らずの形状にもよるので絶対できるとは言えないです。

<抜いた後の症状>
抜いた後ですが、「顔が腫れて痛い」とよく聞くと思いますが個人差があります。
最も症状が軽いのは、上の歯でまっすぐ生えている親知らずの抜歯です。
逆に最も腫れと痛みが出るのは、下の横向きに生えて親知らずの抜歯になります。
全然痛まずあまり腫れない人もいれば、何日も続く人もいます。

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