歯周病は、初期の段階では自覚症状が少ない疾患です。
歯周病は、歯周病菌による感染症であり、生活習慣病でもあります。
自覚症状がないからといって放置していると、どんどん炎症が悪化して歯の周辺の組織が溶け、ひどい時には歯が抜け落ちてしまいます。
「もしかして歯周病かも?」と思ったら、早めに歯科医院を受診することが大切です。
もしかして歯周病?と思ったら。セルフチェック!
少しでも不安を感じたら、ご自身で「歯周病チェック」をしてみましょう。
・朝起きた時、お口の中がネバネバする。
・歯みがきをすると、出血することがある。
・硬いものが噛みづらい。
・口臭が気になる。
・歯ぐきが腫れることがある。
・歯ぐきが下がって歯が長くなった気がする。
・歯と歯の間のすきまが大きくなった気がする。
・歯がグラつく、揺れる。
(厚生労働省e-ヘルスネット「歯周疾患の自覚症状とセルフチェック」参照)
いかがでしょうか?
ひとつでも当てはまるようでしたら、歯周病の恐れがあります。
ご高齢の方や妊娠中の方も歯周病リスクが高まります
歯周病は年齢を重ねるとともに発症リスクが高まりますので、45歳以上の方は、より丁寧なケアが必要です。
喫煙している方、糖尿病を患っている方、毎日の歯磨きが行き届いていない方も、歯周病リスクが高いといえます。
また、妊娠期も、ホルモンバランスの影響で歯周病になりやすい状態です。
妊婦さんは体調が安定せずお口のケアがしづらい状況になりがちですが、生まれてくる赤ちゃんにお口の菌をうつさないためにも、しっかりとお口のケアをしておきましょう。
オーダーメイドのお口のケア法をアドバイス
はまだ歯科クリニックでは、歯周病を予防するための歯磨きの方法をアドバイスしています。
お口の状態は一人ひとり異なりますので、それぞれに合ったケアを行う必要があります。
丁寧な歯磨きをしているつもりでも、歯ブラシ1本のケアでは全体の60%しか磨けないといわれています。
適切なケアで毎日のブラッシングの精度をあげ、さらに歯科医院でのプロのメンテナンスでお口の中を清潔に保ちましょう。
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